北緯 32度49分41.27秒 東経 131度20分47.17秒(世界測地系)
祖母山は元は火山であった。西はなだらかな丘陵が広がるがカルデラの影響で東側の緒方町は浸食が進んで原生林に包まれて急峻な地形を成しています。
少し長いですが、その祖母山の最も魅力あるコースが
増水時、巡回希望の方はできるだけ
・雨期は梅雨、9月の秋霖時。 ・晴天が続くのは5月中旬7月下旬です。年によります。5月中旬は安定し花も多く長期にわたる山計画には いい時期。 ・紅葉期は10月中旬から11月上旬です。ただこの時期は年によって大きく異なりますので最新情報で確認。
ただし以上のコースは健脚向きです。8時間歩ける体力が必要です。
体力に自信がややない方は宮原登山道往復があります。 さらに体力のない方は北谷登山道があります。
体力に自信がある方には祖母山→障子岩→上畑というコースもあります。
祖母山の見所図
黒金尾根は尾根筋にもかかわらず水場も多い。花のシーズン中はどこかの標高で見られる外れのすくないコース。
・天狗の水場の標高1420m
・天狗分かれの標高1580m
見所、展望台、花、紅葉とこの登山道では 最も多数の風景が広がります。
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注意・入り口は立体交差になっています
・黒金尾根コースが増水でわたれない時は先の第二吊り橋まで戻り宮原登山道を登ることになります。
・自然林コース、林道コースの分岐の標高950m ・宮原の標高1402m ・山頂の西端から北へ向かう。分岐は尾平に下るため、右側をとる。山小屋(水場)1655mに出る。 小屋は国見峠経由神原、北谷コース、宮原コースの分岐。その下はキャンプ場。 さらに下は左側にメンノツラコース。 ・宮原登からは急な下り道で、荒れている。神原本登山道ほどではないが木の根、岩角が露出しているので注意。 ・標高950mの分岐の林道コースは荒れており、雨後はねんざ骨折事故も起きている。 ・自然林コースは距離1km高さ300m下り渓谷の音が聞こえてくる程下山したとき左右に分岐する。 通常は左だが、 増水期は 右へ下ると第二吊り橋に出る。100m程遠い。
●黒金尾根登山道を下山での増水対策
川上渓谷が増水して渡れないときは、いったん天狗別れまで登り返すしかありません。
●増水時の宮原登山道の取り扱い
・梅雨末期、台風の時増水した時はいくつかの登山道は通れなくなります。尾平からは黒金尾根登山道が通れなくなります。宮原登山道においては黒金尾根コースの第二吊橋からです。
黒金尾根コースの第二吊橋より右へ進み、赤テープにしたがってください。
・馬の背、前の背は宮原登山道の展望所。
つり橋より左右二コースに分かれ、後で合流する。A:林道コースは荒れている。
登山口は左右が入れ替わって 左から入り最初の吊橋を渡って 50m程で二手に分れる。
A:林道コースはまっすぐの方で、ナメ床の谷ぞいを進み急登を登りきると林道に出る。林道を400mを歩くと林道が切れて20m下って登り返し後は杉林の中をたんたんと登れば標高950mで左の道と合流する。
自然林コースは先ほどの分岐を左に取る。杉林を過ぎると川を渡る、尾根に取り付いた後は自然林を登れば林道コースと合流する。
・宮原手前は登山者が多くなって荒れてきた。下山注意。宮原に出ると、障子尾根の縦走路を祖母山に向かう。途中前の背、馬の背を通過。やがてメンノツラ谷からの登路と合流して九合目小屋の前を通過して15分で山頂。
祖母山登りというより半縦走コース。
・天狗裏花公園
ミヤマキリシマが咲く頃の6月初旬はぜひ訪れてほしい。なだらかな丘陵地には季節になるといっぱい咲き誇り、祖母傾にあっては九重を連想させるところ。
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祖母山周辺の詳細